FA18戦闘機が出火 米で緊急着陸 同型機は沖縄にも飛来


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 【与那嶺路代本紙嘱託記者】米サウスカロライナ州の第2海兵航空団所属のFA18戦闘機が3日、飛行中にエンジン室から出火し、アイダホ州のマウンテンホーム空軍基地に緊急着陸した。同型機はたびたび米軍嘉手納基地や普天間飛行場にも飛来している。

 出火した戦闘機は通常の機能点検飛行中だった。けが人はなかった。この事故は事故基準で最も重大なクラスAに認定された。原因は調査中。米軍事メディアのマリンコータイムズが報じた。

 米海軍所属で原子力空母艦載機のFA18は2018年11月、南大東島の南西約140キロの海上に墜落。米軍岩国基地(山口県)所属の米海兵隊のFA18は同12月、空中給油機と接触して高知県沖で墜落している。