沖縄市のスタートアップ支援拠点がリニューアル 「スタートアップラボラグーン」の名に込めた思いは?


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創業・起業について参加者に説明したプレゼンテーション=8日、沖縄市の一番街商店街内

 【沖縄】沖縄市による創業・起業支援などを展開する拠点旧スタートアップカフェコザが「Startup Lab Lagoon」として8日、沖縄市一番街商店街の同店舗でリニューアルオープンイベントを開催した。

 豊里健一郎代表は「サンゴ礁の『Lagoon』をコンセプトに利用者へ新たな価値を届けたい。豊かな生態系を形成し社会インフラを目指し起業家に寄り添い、失敗にも成功にも伴走していきたい」と抱負を語った。

 また、野中光副代表が「食の起業家を応援する一日店長制度の導入や、3Dプリンターで制作した琉球将棋(チュンジー)を使い地域の人々と交流している」などと事業説明があった。

 参加した琉球大学3年生の岡田葉月さん(21)は「将来は独立起業したいが不安もある。リスクヘッジを教えてもらえるのが魅力。Lagoonで失敗経験を学びたい」と話した。問い合わせは、Lagoon(電話)050(3556)6900。
 (喜納高宏通信員)