沖縄県の最北端! 絶景が楽しめる辺戸岬に観光案内所がオープン カフェや歴史展示も


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落成した辺戸岬観光案内所「HEAD LINE」=24日、国頭村辺戸岬

 【国頭】本島最北端の辺戸岬で、辺戸岬観光案内所「HEAD LINE」の落成式が24日にあった。国頭村、大宜味村、東村の観光情報を発信するほか、休憩所として利用できる。3村や国と県、与論町など関係者約100人が式典に出席した。RC造りの地上2階建て、建物床面積は計557平方メートル。敷地面積は5239平方メートル。内閣府の沖縄北部連携促進特別振興事業で整備し、総事業費は4億3420万円。

 営業時間は午前10時~午後5時半。年中無休。施設1階では3村の観光情報のほか、辺戸岬の歴史を展示で学べる。2階はカフェスペースとなっているほか、辺戸岬を含めた眺望を楽しめる。

 事業主体である国頭村の宮城久和村長は落成式典で「辺戸岬は3村の交通の要衝であり、この施設が3村の魅力向上につながってほしい。周遊・滞在・消費型観光を促進したい」とあいさつした。