第76回全国小学生歯みがき大会(主催・日本学校歯科医会、ライオン歯科衛生研究所など)が4日、沖縄県那覇市の開南小学校で開かれた。5年生74人はDVD教材を使って歯ぐきの病気や歯の正しい磨き方について学んだ。
児童らは映像に映し出されたクイズに答えながら、鏡で自分の歯並びや歯ぐきを観察した。沖縄歯科衛生士学校の生徒たちから正しい歯の磨き方を教わり、実際に歯ブラシとデンタルフロスを使って歯を磨いた。児童らはうなずいたり隣同士で話し合ったりしながら、歯みがきが口全体の健康につながることを学んだ。
増村奏人さん(10)、金城耀さん(10)、清川舜太さん(11)は「楽しかった。歯みがきとデンタルフロスを続けたい」「歯ブラシだけでは(汚れが)6割しか取れないことを初めて知った」「デンタルフロスも大切だと分かった」と笑顔で話した。