元キングス主将・与那嶺翼が現役引退 Bリーグ3部の岩手のアシスタントコーチ兼アカデミーコーチに


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主将として琉球ゴールデンキングスを引っ張っていた与那嶺翼=2012年10月、沖縄市体育館

 プロバスケットボールBリーグ3部の岩手ビッグブルズは5日、与那嶺翼(沖縄市出身、北中城高―日本体育大出)と来季2019―20シーズンのアシスタントコーチ兼アカデミーコーチ契約を締結したと発表した。コーチ就任に伴い、与那嶺は現役を引退する。

 岩手には13~15年に選手として所属して以来の復帰となる。与那嶺は球団を通し「B2昇格、球団が目指す方向へと導けるようチームと共に成長していきたい」と意欲を示した。

 球団は「与那嶺氏のプロとしての姿勢はクラブにとって大きな力になる。アカデミーコーチとして県内各地の子どもたちの育成、強化への期待も大きい」とコメントした。

 与那嶺は1983年5月13日生まれの36歳。2009~13年には琉球ゴールデンキングスに所属してbjリーグ優勝を経験し、主将も務めた。今年3月からは、昨季Bリーグ2部だった島根スサノオマジックに所属していた。