親里、國吉氏が福山HD取締役 グループ人事、決算発表


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 福山グループは5日、役員人事と2019年3月期の決算を発表した。グループ親会社の福山ホールディングス(HD)の取締役に、沖縄工業商事社長の親里勝氏(57)と福山商事常務の國吉秀和氏(57)が就任した。非常勤の監査役に城間公認会計士事務所の城間貞氏(58)が就いた。

 昨年6月に設立した福山ホールディングスの売上高は2124万円、経常損益は6328万円の赤字、当期純損益は4880万円の赤字だった。設立時に子会社の資産と負債を一部引き継いだが、負債部分が大きかったことなどから赤字となった。

 グループ中核の福山商事は売上高が前期比12・3%増の113億7093万円、経常利益が同72・8%増の3億8242万円、当期純利益は同75・5%減の3311万円となり、増収減益だった。公共事業受注の大幅な増加が売上高の増加に貢献した。

 沖縄工業商事は売上高が前期比4・4%減の46億9606万円、経常利益が同84・6%減の1096万円、当期純利益が同約5倍の2億5880万円だった。琉信管材商事は売上高が前期比2・4%減の19億3598万円、経常利益が同61・4%減の2507万円、当期純利益が同53・8%減の1729万円だった。