オリオンビールが缶酎ハイ「WATTA」を自主回収 製造委託先が営業許可を取得せず


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自主回収の対象になったのはオリオンビールの缶酎ハイ商品「WATTA」のうち缶底に「製造19.04/+ORA」と記載された商品(右)

 オリオンビール(浦添市)は6日、缶酎ハイ商品「WATTA」の一部製品を自主回収すると発表した。製造委託先である沖縄ボトラーズが酒類の営業許可を取得していなかったことが分かり、品質に問題はないものの、同社製造分の24本入り約1万ケースを自主回収することを決めた。沖縄ボトラーズは現在は営業許可を取得しているという。「WATTA」はオリオンビール初の缶酎ハイとして5月に発売したばかりだった。

 「WATTAリラックスシークヮーサー」(350ミリリットル缶、アルコール度数4%)、「WATTA STRONG DRYシークヮーサー」(500ミリリットル缶、アルコール度数9%)、「WATTA STRONGフルーツシークヮーサーMIX」(500ミリリットル缶、アルコール9%)のうち、自主回収の対象商品は缶底に「製造19.04/+ORA」と記載されている。

 対象商品はオリオンビールに送料着払いで送付するよう呼び掛けている。後日、商品代金を郵便為替ほかで返金する。送付先はオリオンビール株式会社お客様相談室、〒901―2551 浦添市字城間1985―1。問い合わせ電話番号は098(877)5050。