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国の重要文化財がある公園に大量のごみ 不法投棄禁止呼び掛け看板のそばに…那覇市は対応苦慮

崇元寺公園に不法投棄されたごみ=12日、那覇市泊(宮里昇市議提供)

 沖縄県那覇市の崇元寺公園でごみの不法投棄が相次いでいる。崇元寺は琉球の歴代国王の位牌(いはい)が安置された国廟(こくびょう)で、石門などが国の重要文化財に指定されている。同公園を管理する市公園管理課は不法投棄禁止を呼び掛ける看板を設置しているが、看板のそばに不法投棄され対応に苦慮している。

 17日に開かれた市議会6月定例会一般質問で宮里昇市議(共産)が指摘した。玉城義彦都市みらい部長は「不法投棄禁止の看板を分かりやすくする等の対策をとる」と答えた。劣化している同公園のトイレの修繕を検討する考えも示した。

 公園管理課によると、本年度だけでも2回、同公園で空き缶などの不法投棄があった。以前から不法投棄が続いているという。不法投棄されたごみは市が委託した業者が片付けている。市が管理するその他の公園では、若狭の夫婦瀬公園でも4月に布団5セットなどが不法投棄された。