沖縄各地で豪雨、雷 石垣市で80ミリの猛烈な雨 久米島も6月最大69ミリ


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大雨の中、傘を差し買い物をする観光客=18日午後16時ごろ、那覇市久茂地の国際通り(新里圭蔵撮影)

 沖縄地方は18日、梅雨前線の影響で本島地方中南部や先島地方で雷を伴う大雨となった。沖縄気象台によると、石垣市盛山(新石垣空港)では午前8時45分までの1時間に80ミリの猛烈な雨を記録。久米島町北原(久米島空港)でも1時間雨量としては6月の観測史上最大となる69・5ミリの非常に激しい雨が降った。

 本島地方は向こう1週間、曇りや雨が続き、慰霊の日の23日は曇り一時雨の見込み。

 気象台によると、本島の北側に伸びる梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の状態が非常に不安定となった。最も降った時間までの24時間雨量は久米島空港99ミリ▽新石垣空港94ミリ▽宮古空港76・5ミリ▽那覇市73ミリ▽沖縄市胡屋69ミリ―だった。