社会

【防災情報】西原の保育園、浦添工業高校で土砂崩れ 3市で避難勧告 読谷で停電

朝から降り続く大雨の影響で発生した土砂崩れ=26日午前10時ごろ、西原町翁長

 沖縄気象台によると26日午前9時現在、熱帯低気圧は沖縄の南にあり時速25キロで北に進んでいる。26日から27日にかけて沖縄・奄美地方に接近し、24時間以内に台風に発達する見込み。最接近は26日夜。台風となれば3号で、令和では初の接近となる。

 熱帯低気圧による大雨の影響で午前10時半現在、浦添、豊見城、沖縄の3市で避難勧告、南城、那覇、うるま、糸満、南風原、八重瀬、西原、与那原の8市町で避難準備情報が発表されている。河川の急激な増水や土砂災害の危険性が高まっている。

 県内各地では土砂崩れや河川の増水、道路の冠水が発生している。西原町翁長では、西原白百合保育園の前で土砂崩れが発生し、保育園は休園になった。園内にいた園児は、順次帰宅している。浦添工業高校正門の外では幅30メートル、高さ50メートルに渡って土砂が崩れた。

 沖縄電力によると午前11時半時点で、読谷村渡慶次、儀間で180戸の停電が続いている。雷が原因で、昼中には復旧する見込み。 他に南風原町新川で10戸、雷の影響で読谷村高志保、渡慶次、長浜で200戸、樹木接触が原因で宜野座村漢那で220戸が停電したがすでに復旧している。

 県内各地では激しい雨が降っており、午前9時39分現在、中南部全域、恩納村の18市町村で大雨、洪水警報、金武町で洪水警報が発令されている。

 また、午前8時56分現在、那覇、浦添、沖縄、南城、西原、八重瀬の6市町で土砂災害の危険度が高まる土砂災害警戒情報が出ている。県などは崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地域の住民に早めの避難、自治体が発表する避難勧告などの情報に注意するよう呼び掛けている。

 熱帯低気圧は午前9時現在、熱帯低気圧の中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっている。台風に発達時は中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルに達する見込み。【琉球新報電子版】