沖銀QR決裁「オキペイ」運用開始 銀行口座と連動 使いすぎも防げます


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スマートフォンを使って支払いができる独自のスマホ決済サービス「OKIPay(オキペイ)」

 沖縄銀行(山城正保頭取)はスマートフォンを使って支払いができる独自のスマホ決済サービス「OKIPay(オキペイ)」の運用を始め、那覇市久茂地のデパートリウボウ6階催事場で開催中のイベント「おいしいパンとコーヒー」でオキペイを使った買い物を体験できる。イベントは7月1日まで。

 オキペイはスマホアプリと銀行口座を連動させたキャッシュレスのサービスで、スマホ画面上に表示されるQRコードを店頭の専用端末で読み取ってもらうことで支払いが完了する。

 支払いと同時に口座から引き落とされ、使いすぎを防ぐことができる。アプリで口座残高も確認できる。今月20日に専用アプリの配信を始めた。

 沖縄銀行デジタル事業部の島袋由香調査役は「小銭がいらずスムーズに決済できる。衛生的な面でも飲食店にニーズがある」と話した。

 イベント会場では参加する16店舗に専用端末を設置。買い物客はアプリをダウンロードして口座番号入力などの初期登録を済ませれば、その場で使用できる。27日にイベントを訪れた下里治輝さん(30)は「登録も手順を見ながら簡単にできた。ATMで現金を下ろさなくていいので便利だ」と話した。

 イベント中に沖銀スタッフにオキペイのアプリ画面を見せると、イベントで使える200円割引券がもらえる。