トッパン・フォームズとOCCがデータプリントサービスで業務提携


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
OCCデータビジネス事業本部の新里範和事業本部長(左)、C&C沖縄の吉田秀代表(中央)、トッパン・フォームズ営業統括本部西日本事業部の松野修司第二営業本部長(右)=6月28日、那覇市泉崎の琉球新報社

 コンピューターサービスのOCC(浦添市、天久進社長)とトッパン・フォームズ(東京都、坂田甲一社長)は6月28日、企業や自治体が発出する通知物データの処理・印刷・発送までを受託するデータプリントサービス(DPS)分野における業務提携を発表した。紙だけでなくデータでの通知も可能になる。7月から県内外でサービス提供を始める。

 データセンターの運用業務をOCCの子会社であるC&C沖縄(浦添市、吉田秀代表)が担う。トッパン・フォームズが培った情報セキュリティーに関する技術をC&C沖縄に付与し、高品質なサービスの提供が可能になる。県内の企業や自治体にDPS業務の外部委託を推奨し、事務効率化や本業の強化を支援していく。

 今回の業務提携にあたってトッパン・フォームズがC&C沖縄の第三者割当増資を引き受けた。

 C&C沖縄の吉田代表は「企業や団体で担っている印刷や封かんの手作業を外部委託することで、本来の業務に注力できる。セキュリティーが担保されたサービスを提供しているので活用してほしい」と話した。