FC琉球が6試合ぶりに勝利 栃木に3-0


社会
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 サッカー明治安田J2の今季折り返しとなる前半最終戦の第21節、FC琉球は6日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで栃木SCと対戦し、3―0で完封した。琉球は栃木に初めて勝利し、リーグは6試合ぶりの白星となった。通算成績は7勝7分け7敗、勝ち点は28に伸ばした。

 次節は13日、同スタジアムでファジアーノ岡山とホーム2戦目を行う。

(1)タピスタ
琉球 7勝7分け7敗(28)
 3―0(2―0,1―0)
栃木 3勝8分け10敗(17)
▽得点者 【琉】 鈴木(14)西岡(2)越智(2)
▽観客 3082人

 【評】栃木の激しいプレッシャーをはがしながら攻撃を展開する琉球。前半19分はスルーパスを受けた鈴木孝司が相手GKをかわし流しこんで先制した。40分には西岡大志が追加点を挙げた。後半も勢いそのままに越智亮介がダメ押しの3点目をねじ込んだ。

◇勝ち点3大きい

 樋口靖洋監督(琉球)の話 結果にこだわった。この勝ち点3はチームにとって大きい。前半戦が終わり、7勝7分け7敗で7が三つ並んだ。絶対に勝てない、絶対に負けるというゲームはなかったと感じている。ここを新たな一歩目にしていきたい。

◇力が足りなかった

 田坂和昭監督(栃木)の話 結果が物語っているように、力が足りなかった。3バックにしてミスマッチをつくる中、そこを突かれて失点してしまった。チームとしても、個としても成長していかないといけない。これからも考えていかないといけない。