セブンがあす沖縄で開業 午前7時から14店舗同時に


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沖縄ツーリストの本店1階に開業するセブン―イレブンの店舗=8日、那覇市松尾

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブンが11日に県内に初進出する。開店前日となる10日にセブン―イレブン・ジャパンの古屋一樹会長らが県庁に玉城デニー知事を訪ね、開業を報告する。沖縄はセブンにとって全国唯一の空白地帯で、県内進出でセブンは全国47都道府県で出店が実現する。セブン県内1号店としてオープンするのは、那覇市を中心とした14店舗。11日午前7時に同時開店する。

 セブンは県内に総菜や弁当、デザートなどを製造する工場を設置し、全国と同じ水準の食材を供給する体制を整えた。金秀本社や沖縄ツーリスト、りゅうせきなど県内企業と店舗運営のフランチャイズ(FC)契約を結び、事業拡大を目指す。

 10月ごろまでに本島中部、年明けに北部まで拡大する予定で、5年で250店舗の開店を目標とする。11日の開業初日は店舗でのセレモニーなども予定している。