辺野古推進の陳情を採択 賛成多数でうるま市議会


社会
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 【うるま】うるま市議会(幸地政和議長)は5日の6月定例会最終本会議で、米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情を賛成多数(賛成14、反対11、退席4)で採択した。陳情は宜野湾市民の安全な生活を守る会(平安座唯雄会長)から提出された。

 市議会は、津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練を実施しないよう日米合同委員会で協議し、合意形成を図ることを求めた要請書については全会一致で採択した。岩屋毅防衛相宛てで、8月に直接手交できるよう申し入れている。ほかにも、市勝連の米軍ホワイトビーチでは米原子力軍艦の寄港が常態化しているため、全て寄港させないよう日米合同委員会で協議し合意形成を図ることも求めた。