沖縄、鹿児島、熊本、宮崎の九州4県を中心に開催される「南部九州総体」の総合開会式まで10日で残り15日となる。沖縄県内の機運をより高めようと、県実行委員会による周知イベント「我らの魂バンミカセ祭」が10日、那覇市のパレットくもじ前広場で開催された。
オープニングセレモニーには県内で実施される8競技の代表選手が登壇し、大会へ向けた意気込みを語った。陸上の女子円盤投げに出場する松田彩夢(那覇西3年)は「支えてくれた人たちに、最高の恩返しをしたい」と力強く語った。
会場には、県内開催競技の代表校のユニホームや、出場者の名前が書かれたパネルなどが展示された。
県実行委員会会長の平敷昭人教育長は「直前に県内でももっと関心を高めないといけない。選手たちには日頃の努力の成果を発揮してほしい」とエールを送った。