西表で71キロタマカイ


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7月5日、西表島大原港で、150センチ・71キロのタマカイを釣った吹抜清民さん

 西表島大原に移住して5年目の吹抜清民さんご夫婦は、年に2回与那国島に遠征しており、106キロのカンナギを釣り上げた実績を持つ。

 先月小浜島で県記録のタマカイが釣れたとの情報を知り、西表にもいるのではないかとの軽い気持ちで5日に自宅から近い大原港で竿(さお)を出した。水深は2~3メートルと浅い港なので普通なら見逃してしまうポイントなのだが、これまで何度かえたいの知れない大物に仕掛けを切られた経験をしていた。カツオを餌に、午後7時ごろから釣り始め、7時半にアタリを知らせる鈴がチリンと鳴ると、竿がゆっくりと曲がっていった。パワーハンドルのドラグをハンマーでたたいてガチガチに締めていたので、竿があり得ない角度まで曲がっていくと、120号のハリスがあっさりと切れた。すぐにハリスを200号に切り替えて再び仕掛けを投入した。午後9時15分に同じように竿が入り込んでいった。すごい重量感はあるものの、大きな抵抗はせず15分ほどで足元に浮かせたのはでっかいタマカイ。用意していたフライングギャフを打ち、フェリーの船着き場のスロープを利用して引き上げたのが、150センチ・71キロのタマカイで、その口元には切られた120号のハリスが付いていた。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

7月4日、那覇港で113センチ・21.6キロのロウニンアジを釣った金城幸輝さん
7月1日、東海岸で43.5センチ・1.21キロのアカメモドキを釣った川満亜理沙さん

7月3日、平安座島で73.5センチ・4.38キロのタマンを釣った宇根タスクさん(珍福会)
7月4日、読谷海岸で72センチ・4.19キロのウムナガーと93センチ・10.73キロのロウニンアジを釣った三木章由さんと仲宗根英奨さん

7月5日、読谷海岸で58センチ・2.64キロを筆頭に3匹のタマンを釣った池原啓太さん
7月1日、与那原海岸で95センチ・9.4キロのロウニンアジを釣った上原一奏さん

7月1日、東浜で42.6センチ・1.41キロのチヌを釣った新里盛光さん
7月7日、宮古入江漁港で38センチのチヌを釣った洲鎌隆祐さん

7月7日、慶良間の磯で40センチ・0.81キロの翁長グレ、55.5センチ・1.89キロのナガジューミーバイ他を釣ったAKI&磯我海の皆さん
)6月30日、糸満釣り筏で80センチ・5.45キロと72センチ・4.37キロのオニヒラアジを釣った松本充さん