「東京五輪の舞台に立ちたい」 3X3バスケ日本代表の伊集南選手 古里で決意表明


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【八重瀬】八重瀬町後原出身で3人制バスケットボール「3×3」の日本代表の伊集南選手(28)が6月27日、八重瀬町役場で近況を報告した。新垣安弘町長や役場職員、町民らが出迎えた。伊集選手は「3×3はオリンピック競技にもなり注目されている。ぜひ五輪の舞台に立ちたい。皆さんにいいニュースが届けられるようプレーしているので、応援よろしくお願いします」と抱負を語った。

新垣安弘町長(左)に色紙を渡す伊集南選手と父の守良さん=6月27日、八重瀬町役場

 伊集選手は新城小から具志頭中、糸満高校、筑波大に進み、現在はデンソーアイリスに所属する。身長168センチ。ポジションはガードフォワード。

 5月に中国で開かれた「FIBA 3×3アジアカップ2019」で日本人選手トップの得点を挙げてチームの銅メダルに貢献した。大会ベスト3(優秀選手)にも選ばれた。6月にオランダで開催された「FIBA 3×3ワールドカップ2019」にも出場した。

 3×3バスケットは20年東京オリンピックの新種目になり、伊集選手は代表候補選手としても注目されている。

 新垣町長は「伊集さんが話をする姿がかっこよくて、15分で大ファンになった。ぜひ五輪で活躍してほしい。子どもたちのいい刺激になる」と激励した。