「食」を中心に久米島町の魅力をぎゅっと詰め込んだ物産フェア「久米島ちゃんぷる~広場 まーさむん食堂☆じょうとうむん特産品市場」(主催・久米島町、久米島商工会、琉球新報社)が12日、那覇市泉崎の琉球新報社1階の公開空地で始まった。久米島のグルメや特産品がずらりと並び、多くの人でにぎわった。初開催で、13日まで。
オープニングセレモニーで大田治雄町長は「豊かな自然で育まれた食を堪能してほしい。久米島の魅力が伝われば」と期待。嘉手苅一商工会長も「食品、観光、物産を内外にPRしたい」と述べた。マスコットキャラクターの「く~みん」も見守る中、関係者のテープカットで開幕した。
11の事業者・団体が出展した。養殖水揚げ量日本一を誇る車エビの素揚げや赤鶏のカレー、蒸し牡蠣(かき)など久米島の「うまいもん」が並んだほか、海洋深層水を使った化粧品や古酒、久米島紬(つむぎ)の販売もあった。13日は午前11時~午後6時。那覇―久米島の往復航空券などが当たる抽選会もある。