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FC琉球13位で折り返し 7勝7敗7分け 群雄割拠、定着目指す サッカーJ2前半戦終了

 サッカーJ2のFC琉球は、第21節・栃木戦を終え、通算成績7勝7分け7敗の勝ち点28、22チーム中13位で今季リーグ戦を折り返した。好調なスタートを切ったが、群雄割拠の同リーグで勝ち切れない試合が徐々に増え、じわじわ順位を落としていった。J2で強い存在感を示す「琉球襲来」のスローガンの下、10位以内でJ2定着を目指す琉球。折り返し1試合目となる岡山戦(13日午後7時、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム)を制し、再びホームを沸かせてくれるか。


リーグ前半は13位で折り返し、後半戦はさらにギアを上げていくFC琉球。写真は21節・栃木戦でシュートを放つ越智亮介=6日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム

 樋口靖洋新監督、新主将に県出身の上里一将を据え、選手も大幅に入れ替わり、新星・琉球として始動した今季。開幕戦の福岡、大宮などJ1経験のあるチームから白星を奪い、昇格組で初の開幕4連勝を挙げた。第7節で千葉に敗れるまで負けなし、一時は首位にも立った。

 だがそれ以降はパスの供給源であるボランチ上里を抑えられるなど、パスサッカーを封じられる試合が増えた。J3よりもプレーの強度が高く、10戦多い42試合と長いリーグを戦う中、けが人も相次いだ。

 第16節・横浜戦で守護神ダニー・カルバハルが負傷交代、第18節・京都戦では徳元悠平が負傷交代するなど不運が続いた。累積警告による出場停止も出てきて主力を欠く中、追いつかれる試合や、終盤に逆転を許す試合もあった。

 30試合連続の無敗記録を築くなど、ホーム勝率は55%と無類の強さを発揮している。一方、アウェーは4連敗を喫したこともあり、勝率は10%と敵地で実力を示せなかった。

 いずれの試合もボールを奪う守備、ボールを大事にするポゼッションサッカーは変えず、攻撃的な姿勢は貫いている。1試合平均得点がリーグ2位の1・5点と数値にも表れた。鈴木孝司は現在14得点を挙げ、得点ランク1位に就いている。

 ここ数試合は河合秀人、越智亮介ら途中出場の機会が多かった選手が点を決めるなど活躍が目立つ。開幕からある程度メンバーが固定された中で、サブ組が奮闘するのは頼もしい。残り21試合、全員が一丸となって戦うことができたら、J1昇格プレーオフ圏内の6位以内も見えてくる。

 (喜屋武研伍)