「投票」をSNS投稿で割引 沖縄市の水着専門店


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
参院選の投票を呼び掛ける遠藤麻弥社長(左)と松田彩莉店長=19日、沖縄市南桃原の「BEACHDAYS」

 【沖縄】「#投票しました」「#go vote」。7月21日に迫った参院選の投開票。インスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)でハッシュタグを付けて写真を投稿し、投票を呼び掛ける取り組みが広がっている。沖縄市南桃原の水着専門店「BEACHDAYS(ビーチデイズ)」は、投票したことが分かる写真を投稿すると商品を割引するサービスを始めた。

 ビーチデイズを運営する「シーダンサー」の遠藤麻弥社長(47)が、若い人に投票所へ足を運んでもらおうと思いついた。24歳の娘がいる遠藤社長は「選挙は生活につながること。私たちの未来をつくることでもある」との思いから、家庭でも政治の話をするようにしているという。遠藤社長は「私が若い頃からずっと『政治離れ』と言われ続けている。その言葉のせいで『若いからしょうがない』と考えてしまうのでは」と話す。同世代を見渡すと、「政治離れ」の若者が親になり、政治に無関心なままであることに気付いた。

 店長の松田彩莉さん(23)=読谷村=は投稿した写真に同年代が「いいね」と共感していることに驚いた。「選挙に興味を持つきっかけになっている」と反響を感じている。

サーフブランドのTシャツ

  投票するとサーフブランドのTシャツが20%引きになる「選挙割」は8月3日まで。問い合わせは(電話)098(989)9701。