【東京】参院選比例代表に立候補していた自民党新人で前衆院議員の比嘉奈津美氏(60)は22日午後、落選したことを受け東京都内で会見し「私の力不足だった」と述べて頭を下げた。
日本歯科医師連盟の支援を受けて選挙戦に臨んだが、党の公認が遅れて本格的な活動のスタートは5月の連休明けにずれ込んだ。「他の組織が2~3年かけてやる選挙だ。どれだけの人に会って話せるかが選挙の基本だが、期間的に無理だった」と悔やんだ。
今後の政治活動については「昨日の今日ですので、ゆっくり考えさせてほしい」と述べるにとどめた。
比嘉氏は次点で落選しており、何らかの事情で当選者に欠員が生じれば繰り上げ当選する可能性もある。【琉球新報電子版】