ゲリラ豪雨 去年の3倍か 沖縄地方、気象会社予想 ピークは旧盆、帰省時注意


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 気象情報会社ウェザーニューズは25日、ことしのゲリラ豪雨の予想発生回数を47都道府県別で発表した。全国で3604回発生する予想で、沖縄県内では32回発生すると見込まれている。過去5年の平均「63回」の約半分だが、少なかった昨年と比べると約3倍となっており、雨情報に注意が必要となりそうだ。予想発生回数は7月16日から9月30日の間。同社は「ゲリラ豪雨」について、アプリ利用者から届く降雨報告を基に発生数をカウントしており、長期予報と類似年の過去データを元に予想発生回数を算出した。

 全国的なゲリラ豪雨の傾向では、過去5年の平均4309回と比べると約8割程度にとどまるが、2018年の3501回からは103回増えると見込む。県内では過去5年平均と比べると半減するが、18年の11回からは2.9倍に増えると予想した。

 同社は8月中旬までに全体の約8割が発生し、ピークは旧盆に当たるとみており、外出や帰省の際に注意するよう呼び掛けている。