沖縄県内での熱戦幕開け 南部九州総体


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
全国高校総体「南部九州総体」の県内競技が開幕。相撲が行われ、団体戦で力強く相手を押し出す北部農林の二陣、澤岻蓮=26日、那覇市の県立武道館(喜瀨守昭撮影)

 【南部九州総体取材班】 高校スポーツの祭典、全国高校総合体育大会「感動は無限大 南部九州総体2019」は26日、サッカーと相撲が始まり、県内での競技が開始された。27日には鹿児島県で総合開会式を行い、大会が本格的に開幕する。

 新入部員の加入で3年ぶりに相撲団体戦に出場した北部農林は1年の澤岻蓮が1勝したが、1―4で高松南(香川)に敗れた。古蔵中から相撲をするために北部農林に進学した澤岻は「緊張でがちがちだった。今は押し相撲しかできないので、大きい相手にも真っすぐ向かっていけるようになりたい」と新たな目標を掲げた。27日は団体予選の2、3回戦などが行われる。

 沖縄で全国総体が開催されるのは単独県開催だった2010年の美ら島総体以来9年ぶり。県内では8月20日までに13市町村でサッカー、相撲、自転車、重量挙げ、陸上、空手道、なぎなた、水泳(水球、飛び込み)の8競技10種目が行われる。