キハダマグロ豪快に解体! 沖縄・読谷村でおさかなフェスタ


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目の前で解体されていく大きなキハダマグロに見入る子どもたち=14日、読谷村の都屋漁港

 【読谷】大型定置網漁や地元で捕れる魚について楽しみながら知ってもらおうと読谷村漁業協同組合は14日、都屋漁港で「第23回おさかなフェスタ」を開催した。波が高かったため定置網漁見学やジンベエザメを見るグラスボートツアーは中止となったが、村内外から多くの家族連れが来場し、海の幸や磯の香りを満喫した。

 中でも一番の盛り上がりを見せたのが、都屋漁港で水揚げされたキハダマグロの解体ショー。漁師が重さ34キロの大きなマグロを持ち上げると、子どもたちからは歓声が上がった。漁師はマグロの鮮度の見分け方や脂の乗った部位などを説明しながら豪快に5枚におろした。

 家族で訪れた宮城莉奈ちゃん(5)=浦添市=は「魚のつかみ取りが楽しかった。大きいマグロを見たり、おいしいお魚もいっぱい食べたりして楽しい一日だった」と、満面の笑みを浮かべた。