西普天間住宅地区の跡利用の予算措置に国が前向き 宜野湾市長に菅官房長官が「しっかり取り組む」


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 【東京】沖縄県の松川正則宜野湾市長と西田睦琉球大学長は1日、官邸で菅義偉官房長官と面談し、政府の経済財政運営指針「骨太方針」で西普天間住宅地区の跡利用に関する文言が盛り込まれたことに謝意を示し、国の予算措置を要望した。松川市長によると、予算措置について菅長官は「しっかり取り組んでいく」と前向きに話したという。

 西田学長が琉大医学部・同付属病院の移設に向けた実施設計を進めていることを説明すると、菅長官は「土地の整理もしっかりやっていく」と述べたとした。

 松川市長はまた、米軍普天間飛行場の運用停止などを議論する普天間飛行場負担軽減推進会議の作業部会の開催について、8月後半で調整しているとした。