政治

沖縄県、国を辺野古で再び提訴 訴訟二つを同時進行 

訴状提出のため那覇地裁に入る県の職員と弁護団=7日午後1時半ごろ、那覇市樋川の那覇地裁

  米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄県は7日午後1時半、国を相手取り新たな訴訟を提起した。同日、県担当者と弁護団の代表者が那覇地裁を訪れ、訴状を提出した。7月17日には別の訴訟を提起しており、県は辺野古新基地建設に関する二つの訴訟を並行して進める。
  
  県は、県による埋め立て承認撤回の効力を止めた国土交通相の決定(裁決)を取り消すよう求めている。6月定例会で提訴に必要な県議会の議決は済んでおり、「準備が整い次第」提訴するとしていた。県は訴訟で埋め立て承認撤回の適法性と撤回を取り消した国の決定の違法性を主張する。それに対し、国はそもそも県には訴える資格がないとして中身に立ち入らずに県の訴えを却下するよう求めるとみられる。
  
  玉城デニー知事は7日夕、県庁で記者会見を開き、提訴の内容などを詳しく説明する。【琉球新報電子版】