小波津(那覇西)自己新に届かず 女子円盤に初出場 南部九州総体・陸上


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女子円盤投げ予選 36メートル23の記録で決勝進出を逃した那覇西の小波津まなか

 全国高校総合体育大会「感動は無限大 南部九州総体 2019」は6日、九州各地で行われ、女子円盤投げの小波津まなか(那覇西)は通過記録を超えることはできず、予選で敗退した。

 女子円盤投げ予選で小波津まなか(那覇西)は1投目で36・23メートルを出したものの、2、3投目はファウル。初めて出場した全国の舞台で、目標としていた自己ベストの37・83メートルを超えることはできなかった。記録を狙って力んだことが要因だという。「2、3投目につなげられなかった」と悔しさをにじませた。

 収穫もあった。これまでは1投目の失敗が多かったが、今回は最初の投てきを成功できたからだ。

 中学3年から始めた円盤投げ。高校1年時には約26メートルだった記録が10メートル以上伸びた。「当初弱かったメンタルが強くなった」とも語った。総体を振り返り「自己ベストに届かなかったのは残念だが、いい試合だった」と話した。