台風9号の接近で、海や空の交通に影響が出ている。海路は7日に離島航路などで105便が欠航し、8日は148便の欠航が決まった。航空路線は8日に宮古・石垣空港などを発着する92便の欠航が決まり、少なくとも9400人に影響が出る見通し。
日本トランスオーシャン航空(JTA)は8日に宮古・石垣空港を発着する全38便が欠航。琉球エアーコミューター(RAC)は宮古・石垣に加え、与那国と多良間の各空港を発着する全20便が欠航する。
全日空(ANA)は宮古・石垣空港を発着する全22便が欠航。ピーチは石垣―関西線の2便、ジェットスターは下地島から成田と関西を結ぶ4便、バニラエアは石垣―成田線の2便、ソラシドエアは石垣―那覇線の4便がそれぞれ欠航になった。条件付きで運航する航空便もある。
沖縄旅客船協会によると8日の海路は148便の欠航が決まったが、各事業者が早朝に運航を判断する航路もある。