60代県職員がセクハラ 女性職員に下半身露出、抱きつき行為 沖縄県が処分方針


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 石垣市内の県出先機関に勤務する60代男性職員が女性職員にセクハラ行為をしていたことが8日までに分かった。県は分限懲戒審査委員会を開き、男性職員に対する処分を検討した。8月中にも何らかの処分を科す方針。

 県人事課によると、男性職員は今年5月17日朝の就業時間中、業務用パソコンでアダルトビデオの映像を女性職員に見せ、性器を露出した。女性職員は逃げたが、男性職員が追い掛け、背後から抱きついたという。県の調査に対し、男性職員は映像を見せたことは認めているが、性器を露出させたことなどは否認しているという。

 女性職員が上司に被害を訴えたことで発覚した。男性職員は退職届を提出したが、県は処分が出るまで保留している。県人事課は「あってはならない行為で被害女性、県民に深くおわび申し上げる。厳正に対処したい」とコメントした。