社会

沖国大ヘリ墜落15年で集い 大学、普天間の閉鎖を要求 朝から戦闘機の離着陸で爆音

普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い、前津栄健学長(写真奥)=13日午後2時すぎ、宜野湾市の沖縄国際大学

  【宜野湾】宜野湾市の沖縄国際大学に米軍普天間飛行場を離陸したCH53Dヘリコプターが墜落して、13日で15年となった。同日、沖国大は墜落現場に立てられたモニュメント前で「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」を開き、日米両政府に普天間飛行場の早期閉鎖、撤去を改めて求めた。朝から普天間飛行場では戦闘機やヘリの離着陸が繰り返され、100デシベルを越える爆音がまき散らされていた。騒音に加え、墜落事故後も米軍機からの部品落下事故など事故も続き、市民の負担は限界にきている。
  
  前津栄健学長は集いで「大学や地域の平穏・安寧を脅かす普天間飛行場の存続、ましてや固定化をを認めることはできない」との声明を発表した。県民による名護市辺野古への新基地建設反対の民意が示されながらも新基地建設を続けている日本政府に対しては「県民の不信は増幅するばかりである」と強調した。


米軍普天間飛行場に着陸するステルス戦闘機F35B=13日午前10時11分、宜野湾市

  普天間飛行場には11日から13日にかけ、岩国基地(山口県)所属のステルス戦闘機F35B6機とFA18戦闘機4機、KC130空中給油機2機が飛来している。県と宜野湾市の騒音測定調査によると、滑走路の延長線上に位置する上大謝名公民館では、離陸したF35B2機が上空を飛んだ際に最大112・9デシベルの騒音を記録した。
【琉球新報電子版】