社会

米軍ヘリ沖国大墜落 事故から15年の日も米軍機騒音 ウンケー重なり、市民怒り

騒音を響かせながら米軍普天間飛行場に着陸するステルス戦闘機F35B=13日午後0時12分、宜野湾市(金良孝矢撮影)

 【宜野湾】沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落から15年となる13日は旧盆のウンケーでもあったが、米軍普天間飛行場は朝から戦闘機やヘリの離着陸が繰り返された。宜野湾市の基地被害110番には午後3時すぎまでに市民から「大切な日なので静かにして」「うるさい。異常だよ」などの苦情が10件寄せられた。

 県と宜野湾市の騒音測定調査によると、滑走路の延長線上にある上大謝名公民館で、F35B2機が離陸した午前10時52分とFA18戦闘機2機が離陸した午後2時29分、最大112・9デシベルの騒音が発生した。CH53Eヘリや輸送機MV22オスプレイの離着陸もあった。

 上大謝名に住む女性(81)は午前9時前、台所で旧盆の準備をしている時にF35の「ゴー」という音を聞いた。「とても嫌な気持ちになった。先祖にも失礼だ」と眉をひそめた。

 旧盆中、家族連れでにぎわう市内の公園。子どもと訪れていた女性(43)=市我如古=は「昨日から飛び交い、低空飛行のジェット機を見た時は怖かった」と表情を曇らせた。「旧盆中は静かにしてほしい」と訴えた。

 テレビで甲子園の野球観戦をしていた男性(65)=市神山=は、騒音で音声が何度もかき消され「嫌だね」とため息をついた。「ここ数日は特にひどい。せめて旧盆の最終日までは静かにしてほしい」と切に願った。