旧盆初日の13日、沖縄県内各地の家庭で先祖を迎えるウンケーが行われ、家族や親戚らが集まり料理や果物を仏壇に供えた。長男の清弘さん(64)が養鶏場を営んでいる八重瀬町小城の仲座清徳さん(85)宅では4世代9人が集まり、仏壇に手を合わせた。
清徳さんは「祖先を大事に思って、毎年みんなで集まっている。(祖先に)来てくださってありがとう、もっと長く生きさせてくださいと伝えたい」と話した。
「オバーは(調理場の)監督だよ」と笑う妻・花子さん(83)は、みんなで協力してウンケージューシーや野菜チャンプルーを作った。
ひ孫の空架(くうか)さん(16)と綺粋(きすい)さん(13)は「1年に数回しか会えない親戚もいるから一緒に遊ぶのが楽しい」「親戚と一緒で、にぎやかで楽しい」と笑顔を見せた。