鈴木と増谷、手痛い流出　ＦＣ琉球からＣ大阪、岡山へ移籍

　サッカーJ2のFC琉球は13日、FW鈴木孝司（30）がJ1セレッソ大阪へ完全移籍することを発表した。同日、DF増谷幸祐（26）もJ2ファジアーノ岡山へ期限付きで移籍する。琉球を引っ張ってきた攻守の要2人が抜ける“手痛い流出”となった。

　鈴木は今季から琉球に移籍し、開幕から6試合で8得点を挙げ、2・3月のMVP賞を獲得した。現在は15ゴールでJ2得点ランキング2位に位置している。鈴木は「（琉球では）改めて人として成長させてもらえた」とコメントした。

　増谷は2016シーズンから琉球でプロ生活をスタートさせ、守備の要として活躍した。「FC琉球の選手として出場した公式戦123試合は人生の宝だ」とコメントした。