ストリートサッカーの世界大会に沖縄のnaoさんが出場 2年連続・日本代表で


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ストリートサッカーチーム「KOKUSAI STREET」のメンバーとプレーするnaoさん(左から2人目)=7月28日、那覇市おもろまちの新都心公園

 沖縄でストリートサッカーの普及をけん引し、プレーヤーとしても活躍しているnaoさん(32)=本名・新里尚史、南風原町=がこのほど、日本ストリートサッカー協会(本部・東京)の2019年強化指定選手に選ばれた。17、18の両日にデンマークのコペンハーゲンで開催される世界大会「PANNAHOUSE INVITATIONALS(パナハウス・インビテーショナルズ)2019」に日本代表として出場する。

 naoさんの世界大会出場は2年連続、2回目。今年3月に東京で開催された第2回全日本PANNA選手権大会のオープン部門で3位の成績を収め、実績が認められた。強化指定選手は全国から7人が選ばれた。世界大会には日本から強化指定選手ら8人が招待された。

 naoさんは「昨年は自分のプレーができなかった」と悔やみ「今年はストリートサッカーの見せるプレーも忘れずに、自分のプレーをして結果を残したい」と意気込みを語った。

 naoさんは昨年、ストリートサッカーチーム「KOKUSAI STREET」を結成した。ストリートサッカーの魅力を多くの人に知ってほしいとインスタグラム(kokusai_street)でも発信している。FC琉球の開幕戦や那覇市で開かれた「オリンピース」、豊見城市で催された「光のガーデンイルミネーション」などのイベント会場でもプレーを見せ、認知度を上げている。「子どもたちにもストリートサッカーの楽しさを伝えていきたい」と話した。

 (中川廣江通信員)