台風で利用者落ち込む 盆休みの航空7社実績 予約時点は好調


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 航空7社は19日、夏季繁忙期(9~18日)の航空利用実績を発表した。沖縄県外の盆休みと沖縄の旧盆が重なり各社とも予約時点では好調だったが、台風9、10号による欠航などで落ち込みが見られた。

 全日本空輸(ANA)の旅客数は予約状況では前年を上回る見込みだったが、台風の影響で前年比1・7%減の29万2184人となった。名古屋路線は同17・1%増と増えたが、関西方面で前年を下回った。

 日本航空(JAL)の旅客数も予約状況は好調だったが、実績は同5・7%減の10万6814人と台風による欠航が響いた。

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の旅客数は、同4・1%増の10万4697人だった。台風の影響で37便が欠航したが、お盆需要で用意していた12便を含む23便の臨時便を運航したこともあり、前年を上回った。