台風11号 先島一部、23日夕方に強風域 気象台が強風、高波に注意呼び掛け 


この記事を書いた人 問山栄恵

  大型の台風11号は23日午後3時現在、フィリピンの東を1時間に25キロの速さで北西に進んでいる。23日夕方には先島諸島の一部が強風域に入る見込みで、沖縄気象台は強風や高波に注意を呼び掛けている。台風は今後発達しながら北西に進み、24日午前3時にも暴風域を伴うとみられる。
 
  石垣島、宮古島への最接近は24日昼前、与那国島は24日昼すぎだが、台風が台湾南部を通過するため、沖縄気象台は先島諸島が暴風域に入るのは低いとしている。
 
  23日午後3時現在の台風の中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径500キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。【琉球新報電子版】