新戦力ビッグマン満原優樹 攻守で期待、躍進へ必須要素 キングスきょうプレマッチ


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主力が入れ替わった中でも「弱くなったと言わせない」と気合を入れる新加入の満原優樹

 プロデビューから7季在籍したB1東地区のサンロッカーズ渋谷から移籍した満原優樹。198センチの身長を武器に、攻守での活躍が期待される。日本国籍を取得していたアイラ・ブラウンが大阪エヴェッサへ移籍したキングスにとって、日本人ビッグマンの活躍は躍進に欠かせない要素だ。

 高校バスケの名門・能代工高3年時に全国総体と国体の2冠を達成し、日本代表への選出経験もある。守備では外国籍選手に当たり負けしない体の強さを持ち、攻撃ではドリブル、パス、3点弾と多彩な武器を持つ。「堅守」「速攻」が持ち味のキングスにかみ合う選手になりそうだ。

 昨季は54試合に出場したが、外国籍選手や日本国籍取得選手との兼ね合いで平均出場時間が約10分と出番が限られ、不本意なシーズンを送った。キングスでは主力が替わっても「弱くなったとは言わせない」と気合を入れる満原。新天地での復活を期す。

 神奈川県出身。1989年生まれの29歳。パワーフォワード、センター。