7月の観光客96万3600人 10カ月連続、前年同月上回る 韓国客は6カ月連続減


この記事を書いた人 問山栄恵

  沖縄県文化観光スポーツ部は27日、2019年7月の入域観光客数が前年同月比9%(7万9500人)増の96万3600人だったと発表した。10カ月連続で前年同月を上回った。国内客は前年同月比11・4%増の66万800人、外国客は同4・1%増の30万2800人だった。
  
  全体の客数は増えたものの、韓国からの入域客数は同4・8%減の3万9700人と4万人を割り、6カ月連続で減少した。中国やベトナム旅行の需要増加に加え、日韓関係の悪化も影響した。
  
  県の新垣健一県文化観光スポーツ部長は韓国客減について「韓国客が増える秋から冬まで(いまの)現状が続けば、(今後も)影響が出るだろう。今後の動向を注視する必要がある」と話した。【琉球新報電子版】