59チームの対戦カード決定 来月7日開幕の県秋季高校野球 沖尚、興南はどこと当たる?


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 第69回県高校野球秋季大会の抽選会が28日、北中城村立中央公民館で行われ、1回戦27試合の対戦カードが決まった。今大会は宮古工と宮古総実の2校、首里東と開邦、陽明、真和志の4校がそれぞれ連合チームで、南部商が糸満から選手を補って、計63校の59チームが出場する。優勝校と準優勝校は、来春甲子園球場で行われる全国選抜大会出場の選考資料となる第145回九州地区高校野球大会(10月19~24日、佐賀県)に出場する。

緊張した面持ちで、組み合わせを決めるくじを引く各校の主将ら=28日、北中城村立中央公民館(喜瀬守昭撮影)

 開会式は9月7日午前9時からコザしんきんスタジアム(沖縄市)で行われる。日程通り進めば、10月5日午後1時から同スタジアムで決勝を行う。しんきんスタジアムのほか、沖縄セルラースタジアム那覇、北谷公園野球場を使用する。

 シードは8月の県新人中央大会4強の沖縄水産、具志川商、美里工、本部。

 第1シードの沖縄水産、平良明瑠主将は「対戦相手がどこだろうと、気を引き締めて一戦一戦ミスがないよう挑みたい」と意気込む。

 第2シードの具志川商、安田風太主将は「この夏に見つかったチームの課題を克服し、今とは違う具商にしたい」と成長を誓う。

 美里工の名護良介主将は「先輩たちと同じように守備からリズムをつくりたい」と語った。

 本部の幸地怜央主将は「秋季大会で優勝し、九州大会、選抜を目標に全力を尽くしたい」と力を込めた。

 夏の甲子園を経験した沖縄尚学の與谷友希主将は「甲子園では悔しい思いをしたので、選抜に出てリベンジしたい。自分や投手の永山を中心に勝ち上がりたい」と気合を入れた。