社会

NPO化で活動拡大 ピンクドット沖縄 年内にも承認へ

9月1日に開かれるピンクドット沖縄2019への参加を呼び掛ける高倉直久共同代表(右)と蓮井奏美さん=23日、那覇市泉崎の琉球新報社

 LGBTなど性的マイノリティーを含むすべての人が生きやすい社会を目指す「ピンクドット沖縄」が、NPO法人化を目指し、手続きを進めている。2013年から毎年那覇市内で開催され、今年で7回目。これまでは年に一度のイベントに合わせて期間限定の実行委員会形式をとっていたが、高倉直久共同代表は「NPO化で年間を通じて幅広い活動ができるようになる」と先を見据える。

 ピンクドットは09年にシンガポールで始まった。ピンク色のものを身につけて集まり、思いを共有するイベントだ。米国やカナダ、香港など世界各地に広がった。日本では13年の沖縄での開催が初めてで、約800人が参加。来場者は年々増え、14年に約千人、18年は約3100人に上った。協賛・後援企業も増え続け、ことしは過去最多の約130社となった。

 高倉共同代表は「継続することでLGBTへの認知が進み、アライ(賛同者、支援者)も増えてきた」と手応えを語る。ただ、主催する実行委のメンバーや事務局は、本来業務をこなしながらピンクドット当日に向けた準備を進めており、負担は大きい。さらに、当事者からの相談や講演依頼なども来るようになり、実行委では対応できなくなってきたという。

 こうした問題を解決するためNPO法人化に向けて動き出した。現在、県に申請手続き中で、早ければ年内にも承認される見通し。高倉共同代表は「通年だともっとさまざまな形で運動に寄与できる」と話す。

 ことしのピンクドット沖縄は9月1日に那覇市の琉球新報社1階で開かれる。前後には関連イベントもあり、8月31日午後9時から那覇市久茂地のMusic Bar 100 ONE HUNDREDで前夜祭として「ピンクドットガラパーティー」が、9月2日には那覇市の沖縄産業支援センターで企業とLGBTに関するカンファレンス「work with Pride 2019」プレセッションが実施される。



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