GFGの平良英雄さんはフカセ釣りから大物釣りまでマルチに釣りを楽しむ釣り名人。19日、ロウニンアジを狙って慶良間の通称「ナガサキ」に1人で渡った。
前回、このポイントで大物に逃げられた平良さん。この日は大物用のルアーロッドに、大型スピニングにPE8号、リーダーとハリスはナイロン50号と万全の仕掛けで大物に挑んだ。
最初は午前7時、用意したトビイチャーの餌に大物がヒット。出しては巻いての格闘の末、30分ほどで浮いてきたのは31・3キロのロウニンアジだった。取り込みの際、用意したギャフの柄が折れたので、カギの部分を手で持って磯に引き上げた。
今度は釣ったグルクンを餌にアタリを待っていると午前11時にヒット。1匹目より強い引きを見せた大物だった。
30分ほどのやり取りで130・5センチ・41・1キロもあるこの日最大のロウニンアジが釣れた。
さらにオヤビッチャを餌にアタリを待っていると午後1時にヒット。3匹目は32・4キロのロウニンアジだった。
一日で3匹の大物を釣った平良さん。
周りの釣り人はむろん、釣った本人もびっくりの釣果だったが、今度はさらなる大物を釣ろうと計画中だ。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)