離島航路値上げ認可 消費増税に伴い総合事務局


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄総合事務局は2日、10月の消費増税に合わせて、県内旅客定期航路の運賃変更を認可したと発表した。旅客運賃は座間味―阿嘉は200円を据え置くほか、石垣と周辺離島で航行する路線は10~30円の上昇が見込まれる。

 本島や宮古、八重山で運航する離島航路34路線の事業者は、認可された額を上限に運賃の変更が可能になる。各事業者の正式な届け出を経て消費増税後の運賃が決定する。上限引き上げは34路線の平均で26円の改定が認可された。

 特殊手荷物運賃(二輪自動車)は平均28円が認可された。伊平屋―運天は80円、泊―久米島は70円を上限に運賃を改定する。

 自動車航走運賃(4メートル以上5メートル未満)は平均212円だった。与那国―石垣は最大で460円、泊―粟国は340円上昇する可能性がある。