夏休みが明け、沖縄県内でインフルエンザが流行している。8月26日から9月1日の発生調査で1医療機関当たりの患者報告数が前週より7.1人増の20.31人となった。夏場に20人を超えるのは2012年以来7年ぶり。10小学校で学年、学級閉鎖があった。
年齢別では5~9歳が最も多く前週より122人増の249人だった。1~4歳が82人増の229人、10~14歳が80人増の145人と続き、幼児や小中学生の間で大幅に増えている。
保健所別では那覇市保健所が平均27.5人と最多。中部保健所22.55人、南部保健所22.21人と続いた。
県は「例年夏休みに入ると患者数は減る傾向だが、学校が始まり患者数増加につながった」と分析。手洗いの徹底を呼び掛けた。