給食異物混入で謝罪 城間那覇市長 再発防止や情報公開で対策強化へ


この記事を書いた人 問山栄恵
公立こども園の給食への異物混入について謝罪する城間幹子市長(中央)=6日、那覇市議会議場

  那覇市の城間幹子市長は6日の市議会9月定例会代表質問で、市の公立こども園で給食への異物混入が相次いでいることについて「保護者や市民の皆さまに心からおわびを申し上げる」と謝罪した。市立こども園の給食提供は「市の責任」とし、「今後は一層気を引き締め、保護者に不安を与えることのない体制を取る」と述べた。
  
  城間市長は給食を提供する業者に対し、2018年度から栄養士による現場指導などの対策を取ってきたことを説明した上で「再発防止に向けた指導徹底や、直営による給食提供のさらなる拡充を図るよう、関連部局に再度指示した」と述べた。
  
  異物混入発生時の情報公開については「今後は外部公表の基準を定めるとともに、ホームページで公表するなど、手法についても検討する」とした。翁長雄治氏(ニライ会派)の質問に答えた。