九州大手のドラッグストア初進出へ 来月那覇市に


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 九州大手のドラッグストア、コスモス薬品(福岡市)が、10月に沖縄進出する。那覇市牧志の沖映通りに第1号店「沖映通店」を開業する。観光客が多い沖縄で訪日外国人客の需要を取り込む。ウェブサイトなどで求人採用を始めている。

 同社は西日本を中心に全国で1008店舗を展開している。商圏人口1万人の小商圏でシェアを取る戦略で、医薬品や化粧品のほか、日用雑貨や総菜など生活必需品を取りそろえている。

 昨年から、食品を減らして化粧品や薬などを中心に置くインバウンド型の店舗展開を始めた。福岡市や大分県別府市、クルーズ船の寄港地などにインバウンド型5店舗を展開しており、沖縄は6店舗目となる。沖映通店では約3千種類の品ぞろえを予定している。