政治

次期沖振法が大きなテーマ 退任の宮腰光寛沖縄担当相 任期中に全15離島市町村を訪問 「今後も沖縄応援団」

退任会見で「今後も沖縄応援団として貢献したい」と思いを語る宮腰光寛沖縄担当相=11日、内閣府

  【東京】宮腰光寛沖縄担当相は11日、退任会見を開いた。内閣府特命担当大臣としては初めて県内の全15離島市町村を訪れた。担当業務を多く持つ中、沖縄を訪問し振興事業の現場視察を重ねたことを振り返り、「できる限り現場に赴き、さまざまな声を施策に反映させることに努めてきた」と語った。沖縄振興特別措置法と沖縄振興計画が2021年度末に期限となることから「その次の姿をどう描いていくかが大きなテーマになる」と指摘し、次期大臣となる衛藤晟一氏に託した。
  
 離島訪問を通して「小さな島の小さな事業もいかに重要かを目の当たりにした」とし、8月末の概算要求に反映したことへの意義を強調した。特に力を入れた琉球泡盛やサトウキビの振興に関しては「本当の意味で沖縄のシンボルであり、後押ししていくのが沖縄担当大臣の仕事だ。引き継ぎの際にはその点もしっかりお願いしたい」と笑顔で語った。
  
  沖縄の課題として県民所得の向上や完全失業率の高さ、子どもの貧困などを挙げた。ただ「沖縄には大きな可能性も強く感じている」とも話し、「今後も沖縄応援団として振興に貢献したい」と、引き続き国会議員の立場から沖縄振興に携わっていく考えを示した。【琉球新報電子版】