伝統の勝負、熱く 糸満大綱引に3万人 写真で紹介


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勝負の前に協力して雄綱と雌綱を合わせる北組(ニシカタ)と南組(ヘーカタ)=13日、糸満市糸満

 【糸満】大漁や豊年、無病息災などを願い、13日に糸満ロータリーから白銀堂間で行われた糸満大綱引。市内外から3万人以上(主催者発表)が訪れ、誰もが参加できる伝統行事を満喫した。綱引の前には糸満小学校から白銀堂までの約1キロを市民らが旗頭や舞踊などを披露しながら華やかに道ズネーした。毎年、旧暦の8月15日に開催される糸満大綱引の熱い一日を写真で紹介する。
 (喜瀬守昭、豊浜由紀子)

パワフルで笑顔が最高なエイサー隊
市糸満の10区で作った小綱を合わせて大綱作りに励む市民ら
白銀堂で奉納演舞する西区の旗頭
行事委員会は、海の神に大綱引が無事に終わったことを報告して大漁や航海安全を祈願した後、大綱を結んだカヌチ棒を海に流した