茨城国体で県勢躍進の鍵を握る競技とは… 渡嘉敷通之総監督に聞く


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「いきいき茨城ゆめ国体」への意気込みを語る渡嘉敷通之総監督

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」に向けた意気込みを渡嘉敷通之総監督に聞いた。

 今年から正式種目になったビーチバレー少年男子が会期前に行われ、西原高校バレー部の池城浩太朗・仲村英治が初優勝し、水球では少年男子が5位入賞した。本国体開始前の快挙に「スタートからいい結果が生まれた」と喜ぶ。沖縄のお家芸とされる重量挙げやなぎなた競技を挙げて「この競技を軸にライフルやレスリングなどの活躍にも期待したい」と語る。

 目標は総合順位30位台。

「個人種目では全国のトップクラスと並ぶほどの成績や点数を狙える。団体競技の躍進が鍵」と見ている。

 今回は、全国高校総体で4校同時優勝を果たした読谷高校ソフトボール部、全国総体3位の興南高校男子ハンドボール部など少年団体競技への可能性を感じており、「地区や九州、全国の大会の疲労をしっかり抜いて、ベストコンディションで臨んでほしい」とエールを送った。