沖縄本島の暴風警報解除 沖縄自動車道も通行可能に 7700戸停電続く 台風17号


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  沖縄気象台は21日午後7時5分に沖縄本島地方に発表していた暴風警報を解除した。本島地方は22日夕方ごろまで非常に強い風が吹く見込みで、気象台は引き続き注意を呼び掛けている。

沖縄電力によると、21日午後8時33分現在、7700戸が停電している。沖縄本島南部で3550戸、本島北部で2300戸、本島中部で1230戸、久米島・慶良間地方で610戸となっている。南城市が最も多く2600戸、続いてうるま市が620戸、糸満市が580戸の順となっている。

  台風17号は21日午後6時には東シナ海にあり、時速20キロで北へ進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。

  台風17号の影響で、全線通行止めになっていた沖縄自動車道と那覇空港自動車道の規制が21日午後7時半までに解除された。【琉球新報電子版】